小説好きの取り扱い説明書

小説にとり憑かれた私の取り扱い説明書…という名の雑記ブログ(笑)

   5月 12

連載小説が終わる悲しさ

何年も読んでいた連載小説が終わる瞬間は何度体験しても悲しいです。こればかりは慣れることができそうにありません。同時に達成感もありますが、やっぱり喪失感の方が大きいです。特にその作品が面白ければ面白いほどその気持ちは大きく、終了した当日はなんだか力が入らず、ボーっとしてしまいます。心に穴が開いた感じって言えばいいのかな。でも、これって連載小説に限ったことではないですよね。長く続いていたテレビ番組が終わる時や子供の頃から読んでいた漫画終わる時とかも同じような気分になります。それでも、どっちかというと小説の方がダメージが大きいけど。
ただ、終わるということは新しい作品が始まるということです。そう考えて、毎回喪失感から抜け出しています。次に始まる作品の方が面白い可能性もあるし、有名作家なら外れないし。新人さんや無名の作家もこれを機に一気にブレイクすることもあるので、新しい連載小説が始まるのはいつも楽しみです。面白いと感じた連載小説は本になったら買っています。そして、過去に読んだ記憶を思い出しながら、じっくりと読みます。面白い作品は2度、3度読んでも楽しめるので、一度でやめてしまうことはほとんどありません。


   4月 27

本屋にも性格がある?

全く同じ本屋なんてチェーン店じゃない限り存在しません。それぞれのお店に性格があります。その性格を把握することで、読みたい本を簡単に探すことができます。特に顕著に表れるのが個人で経営しているような小さな本屋です。売っている本が店主の好みという場合が多く、マニアックなものを取り扱っている場合もあります。そういったマニアックなものを取り扱っているお店は読書好きな人にとって、ありがたいお店です。個人で経営している本屋を色々回ってみるとそこの店主の趣味が分かるので面白いですよ。怖い顔をしているのにこういった本が好きなのかなんてことを考えながら店内を見て回るのも楽しいです。
そして、店主と仲良くなると色々得をします。私の場合、ある古本屋の店主と仲が良くて、欲しい本が入ったら教えてくれます。この間もたまたま立ち寄ったら「あの本、入ったよ」と教えてくれました。ずっと探していた本だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。本が好き者同士仲良くなるのにそう時間はかからないので、みなさんもお店の人とコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?いきなり馴れ馴れしく話しかけるよりも、徐々に距離を縮めていった方がいいです。最初は欲しい本がここにあるか聞くところから始めてください。


   4月 13

童話で見るオトコとオンナ

美女と野獣っていう物語は誰でも知ってますよね。真実の愛の姿って言うか、人間(人間じゃないけど)は見た目じゃない!っていうメッセージ、すごく子供の頃あこがれました。
かえるの王子様も、鳥にされてしまった王子様もそうですけど、童話に出てくる王子様って結構おっちょこちょいというか、何と言うか・・・(笑)いえ、愛され系だなあって思うんですけどね。本来呪いをかけられたお姫様が守られたり助けられたりするところなんじゃないの!?と思ってしまうのは私だけなんでしょうか?
でも、やっぱりこの「美女と野獣」って絵になる物語だと思うんですよね。ディズニーはもちろん、いろんな画家さんやイラストレーターの方が題材にして絵を描かれていますし、色んなアーティストが題材にして曲を作っていたり。私が一番好きなのはイギリスのバンドが作った曲なんですけど、なんだかこっけいな男性が好きな女性にねえねえって話しかけてるような感じがしてやっぱり愛され系かも。いわゆる王子様然としてる男性に憧れがあるはずなのに、やっぱり母となる女性のほうが強いのかな?それとも、戦う相手が魔女=女性だから、男性VS女性っていう構図を作りたくないとかいろいろそういうところもあるんでしょうか?なんかちょっと気になってきちゃったから、調べてみようかな。


   3月 28

仕事で使う本がたくさん山積みされた部屋

友達が、ウェブサイトとかを作るお仕事をしているのを知ったのはつい最近のことです。いつも話をしていても何の仕事をしているのか一切教えてくれなかったのですが、先日やっと教えてくれたんです。
教えてくれなかった理由は、「何かを頼まれたら面倒だから」というただそれだけ。いわく、業界では有名な話らしいんですが、ご近所さんから昔の学友から「そういう仕事してるんだったら一瞬でぱって出来るんでしょ、タダでやってよ!」と言われるらしいです。え、タダでって・・・。と話を聞いていて思わずクチがあんぐり。そういう彼女も、実際に一度被害に会っているそうで、それからはたとえ何年来の友達であろうとも絶対に教えないと心に決めていたんだそうです。「本当にびっくりするくらい、みんな友達なんだからタダでやってよっていうの。」と顔をしかめる彼女を見て、どんなことがあったのかはとてもじゃないけど聞けませんでした。
仕事を教えないと同時に、ずっと彼女の家には招かれていなかったんです。その理由も、「部屋に積んである本を見たら仕事がばれるから」だそうで。さっそくお邪魔してみると、なるほど、プログラミングとか、PHPとか、その業界の本がイッパイでした。ちょっと覗いてみましたが、私には呪文にしか見えない文字がたくさん書かれていました。お仕事に必要な本って、そのお仕事の事を知らない人には本当に意味不明になっちゃうんですね。


   3月 13

心を動かす作品が存在するっていう喜び

心を動かすものがたくさんあるって、いいことだなって思うときがあります。私はよく友達にも笑われてしまうくらい、感動やさんです。嬉しくて泣いたり、楽しすぎて泣いたり、もちろん悲しかったり悔しかったりしてもすぐ泣く泣き虫でもあるんですが、感情の起伏が顔に出やすいみたいです。
本を読んでは感動して泣いて、面白い物語では声を出して笑って…なんかすごく子供っぽいと思うんですが、感情が一定のところにいる時間が短いのも自覚しています。だからなるべく、怒ったりむかむかするような作品よりも感動したり、切なくて、でも何だか嬉しくて泣けてしまうような、そんなお話を選ぶようにしています。
顔に感情が出やすいので、お外での読書は一苦労。カフェでおしゃれに読書しながらティータイムなんていう生活にはとてもあこがれるんですが、そんな性質なのでうっかり外でぼろぼろ涙が流れてしまった日には恥ずかしくてもうそのお店にいけなくなっちゃう!なので、なるべく外では真面目な内容の作品とかを読むようにはしています。
でも、こうやって心を動かしてくれて、感情に変化を与えてくれるものが手元にたくさんあるということはとても嬉しいことなんだなって思うんです。何一つ変化もせず、仏頂面のまま生きていてもつまらないですもんね。だから、新しい作品を本屋さんで見つけると、また嬉しくて笑っちゃうんですよね。


   2月 25

水を飲むこと

朝なかなか起きられなかった時期に、コップ1杯の水を試してみたことがあります。こぼさないよう、ベッドの宮台やサイドテーブルに置いておきます。目覚ましが鳴ったらがんばって腕を伸ばし、水を飲むわけです。すると、夜のうちに冷えた水が乾いた身体に浸透して、シャキッと目が覚める――というわけです。
1度頭からその水をかぶったこともありますが。慣れからくる油断からか、目を閉じたままコップを手に取り……そしてツルッと取り落としてしまったんですよね。そして落下地点は限りなく私の頭に近かったわけです。折しも冬で、大変寒い思いをしました。
以来、就寝時間が不規則な中で早起きしなければならないような時期に限って、起き抜けの1杯を実践しています。結構効きます。起床時間の固定にも繋がるので、生活リズムを強制的に正すのにもってこいです。
気になるのは、おなかが冷えがちになること。冷えは女性の身体に良くない、と言いますよね。でも、小説を読んでいて注意散漫になってきたときなどに軽く冷たい水を口にすると、集中力が戻ってきたりします。モデルさんなどは1日2リットルもの水を飲んで新陳代謝を高めていると言いますし、結局何が正しいのやら。
とりあえず、冷え過ぎ、飲み過ぎは良くないんだろうなあ……という一般論に落ち着いています。


   2月 05

ブレーカー、バツン

家のブレーカーがバツンと落ちて、家中真っ暗に……。誰でも1度は経験しているのではないかと思います。我が家では、主に冬に発生していました。その原因は電子レンジとカーボンヒーター。同時に使うとダメなようです。
あれは確か、数年前のこと。折も折、私がPCで仕事をしているときに家族がやらかしました。HDDの調子がおかしくなり、システムの復元やらリカバリやらを経て何とか復旧。でも、一部のデータは戻ってきませんでした。以来、我が家の電子レンジの天板には「ヒーターと同時使用禁止!」ポスターが貼られております。
頭ではわかっていても、さりげない毎日の中で忘れ去られてゆく禁則事項……私にも経験があることですから、そう怒りはしなかったのですが、肝心の犯人が凹んでいました。罪悪感をなくさせるという大義名分のもと、弱みにつけこんで美味しいケーキをおごってもらった鬼婆が私です(笑)。
罪悪感を持った本人を、本人自身に許させる、って、結構難しいことなのですね。とても真面目で誠実な人だと余計に。だから高いケーキをお願いした……わけではないのですが、大満足でケーキを食べ終えた私にブチブチと文句を言えるようになっていたので、まあ成功だったのかなと。
それにしても、ただ小説を読んでいるときだったら良かったのに、お互い運がなかったなぁ、とは思います。


   1月 21

テンプレは檻のようなもの

ハリウッド映画を何本か観ていると、段々とストーリーの流れが読めるようになってきますよね。ハリウッド的王道のテンプレートが見えてくる、と言いますか。それはそれで魅力的ではありますが、何にでも当てはめられるとわけがわからなくなってきます。原作付きの映画を制作する際は、制作陣に特に注意していただきたい点だと思います。……とか言っちゃうと、何だか偉そうですけれども、私の正直な気持ちです。
別にそのまま映像化しろとまでは言いません。が、原作付きの映画を制作するということは、そのファンの動員をある程度視野に入れているということですよね。でも、もしその内容が、ハリウッド的王道テンプレートにそぐわないものだったとしたら――。
その辺はプロの仕事で何とかしていただきたいのですが、ビジネスである以上は企画を通さなければいけませんよね。お偉いさんから了承を得るために、ある程度テンプレートに添ってストーリーを改変することも、時には必要だということもわかります。
……でも、あんまりやりすぎても萎えます。オリジナルでやれと言いたい。最近私の好きな小説の映画がそんなことになってしまったので、ちょっとしょんぼり中なのです。どうしてこうなっちゃったかな。


   1月 10

その本を読むべきとき

買うだけ買って読まずに積んである本を【積み本】と言いますね。これがゲームになると【積みゲー】になります。そんな放置された本たちが私の自室にも数冊あって、片隅でひっそりとホコリを被っておりました。理由は自分でもわかりません。たまたま読むタイミングを逃してしまっただけだとは思いますが、その割にはいつまでも読まずにそのまま……。頭の片隅で気に掛けてはいたのに、どういうわけか「読もう!」とはならない。
しかし、たまたま大掃除をする段になって、この際だから全部読んで売ってしまおう、と思い立ったのがつい先日のこと。いやあ、面白いの何の。何でこれを読まないでいられたんだろう、ってくらい面白かったです。
不思議だったのは、ちょうどそのとき調べなければならなかった時代風俗の資料になりそうな本が紛れ込んでいたこと。小説なんですけどね。専門書で読むと漢語と古語が入り乱れて面倒くさくて仕方がなかったのが、地の文でサラッと解説されていると、すんなり頭に入ってくるから不思議です。
もしかしたら私、無意識のうちに、その積み本たちが必要になる時期を予感していたのかもなぁ、なんて。結局それらは売りませんでした。今も大事に書棚の中に保管してあります。


   12月 28

大好きな作家のサイン会にて

とある作家のサイン会に行ってきました。新刊発売記念に某大型書店で開かれたもので、数日前から楽しみで仕方ありませんでした。
その作家の作品と出会ったのは、私が学生だったころ。大ヒットしてテレビドラマ化もされた作品でした。生き生きとした主人公と、息もつかせぬ展開に夢中になりました。図書室には置いていなかったので、なけなしのお小遣いをはたいて1冊、1冊とシリーズをそろえていきました。それらの本は、今でも宝物です。書棚に大事にしまってあります。当時の帯もカバーも完璧な保存状態。なお、現在は普段読む用を買って読んでます。
その作品群を書いた作家本人に会えるわけですから、何だかもう舞い上がってしまって、足が地についているような、ついていないような……。駅に降りると、お仲間と思しき人たちが作品談義に花を咲かせていました。並んでいる最中も四方八方からそんな話が飛んできて、盗み聞きするだけでも楽しい。
そのうち書店員さんがやってきて、前の人から順に声を掛けていきました。作家に渡す寄せ書きを書いてほしいとのこと。私も思いの丈を長文で!――なんてできるわけもなく、焦る頭で必死にひねりだしたのは「学生のころから愛してました!」――何か間違えた気がしつつ、新刊にサインをしてもらい、一言二言言葉を交わして、笑顔を向けてもらって。天にも昇る気持ち。とてもしあわせなひとときでした。